イーサリアムクラシックは将来性があるものの時価総額は伸び悩んでいる状態です。

イーサリアムクラシック(ETC)

 

仮想通貨のイーサリアムクラシック(ETC)

 

仮想通貨はビットコインとその他のコインの総称でもあるアルトコインの2種類に分類されています。
仮想通貨全体で2位。アルトコインの中では圧倒的なシェアで1位を獲得しているのがイーサリアム(ETH)です。

 

イーサリアムクラシック(ETC)はThe Dao事件の騒動をきっかけにハードフォークによって分裂したアルトコインで、2018年4月現在の仮想通貨時価総額ランキングは18位です。

 

 

Dao事件とハードフォークの概要

 

2016年6月にハッキングによってイーサリアムが当時のレートで65億円(360万ETH)を盗難されるDao事件が発生しました。
イーサリアムの中のDaoというアプリケーションの脆弱性を狙われた攻撃だったことからThe Dao事件と名付けられます。

 

Dao事件をきっかけに、イーサリアムはスマートコントラクトを巡る思想から対立と分裂をしてイーサリアム・クラシックが誕生します。

 

イーサリアムクラシック

 

異なるコミュニティで運営されていますが、イーサリアムのクローンとも呼ばれていて仕組みは非常に似ています。
当初はスマートコントラクトを巡る対立でしたが、結果的にどちらもスマートコントラクトを搭載する結果になったので違いは少なくなりました。

 

ただし内部の細かいスペックや構造には違いがあり、イーサリアムクラシックは独自のブロックチェーンを使っています。
イーサリアムはフォーク(使用変更)を多数決で決定するのに対してイーサリアムクラシックはフォークをしないという概念のもとで運営しています。
セキュリティ対策ではイーサリアムよりも拡張性を制限し、セキュリティやシステムの安定性を向上させて運営しています。

 

イーサリアムクラシックの値動き

 

高い値動きを見せる仮想通貨

 

イーサリアムクラシックはハードフォーク直後から多くの取引所で上場したことから、順調に推移しています。

 

ハードフォーク後は100円~200円の水準で推移して、2017年1月時点でも150円ほどでした
2017年3月に仮想通貨の規制リスク緩和などの影響もありイーサリアムや他の仮想通貨と連動する形で値上がりをはじめます。
3月の終値は322円、4月終値757円、5月終値2,008円と毎月終値ベースで2倍以上の成長を遂げていきます。
その後12月の高値では4,000円以上付ける場面もありましたが、2018年4月現在1,500円ほどに落ちています。

 

高い水準で下げ止まったのは根本的なシステムがイーサリアムと同等で完成度の高さを評価されたからです。

 

ただし、価格や時価総額で見ればオリジナル扱いになるイーサリアムには大きさ差を付けられる形になっていて、中身に変化のないのであればイーサリアムの方に資金を集中させた方が無難という意見も多いです。

 

イーサリアムクラッシックに投資する価値

 

現在もイーサリアムとイーサリアムクラシックの価格は連動性が高いです。

 

イーサリアムも順調に推移していることからイーサリアムクラシックも将来的には値上がりする可能性が高いと言われています。

ただし、大企業での採用はイーサリアムが中心で、普及率で見れば大きな遅れを取っています。

今後は互換性を高めたり、独自に採用企業を増やすことが課題です。

 

日本やアメリカで見ればイーサリアムのある中で、あえてイーサリアムクラシックを利用するメリットは低いと感じてしまいますが、中国や韓国では人気の高い仮想通貨です。

 

韓国、中国での普及がイーサリアムクラシックが今後成長していくカギになります。