リップルはビットコインよりもスピーディーかつ低コストでの送金が可能な点が最大の特徴です。

リップル(XRP)

 

仮想通貨のリップル

 

リップル(XRP)は国内の取引所でも扱うところが増えている注目の仮想通貨です。
送金に特化したコンセプトで運営されていて、「XRP Ledger」という独自のシステムを使っています。(ビットコインでいうブロックチェーン的なもの)

 

PoC(RPCA)の採用で実現した低コストでスピーディーな送金

 

リップルの公式サイトスクリーンショット画像

 

ビットコインをはじめ、普及率の高い仮想通貨でも送金は可能です。
そもそも仮想通貨の1番のメリットは海外にも通貨を両替することなく低コストでスピーディーに送金できることです。
しかし、ビットコインの場合はPowを使っていることが問題で送金速度が遅くコストも高めです。
PoWは暗号化をして送金をしてマイニングして暗号を解くことで受け取れるマイニング方式です。
誰でも設備があればマイニングに参加することができて報酬を受け取れます。

 

報酬を受け取る人がいることや特定の管理者のいないことから、コストを安くする仕組みがあっても、マイナーの反対や大規模改良に向けて舵を取る人のいないため進展しにくいです。

 

さらに利用者の増加によって処理速度の遅くなる問題も出ています。
リップルはPoCを採用し、発行主体が認めた機関だけが取引のノード(バリデータ)を立てて認証者になり処理を行います。
認証には暗号を解く作業はなく、検証者が許可を出せば認証する仕組みなので安定した処理スピードを確保できます。

 

また、マイニングする人の利益確保は必要なく管理者もいるため低コスト化を行いやすいメリットがあります。
つまり、PoWの問題を解決する認証方式(PoC)を採用したことでビットコインよりもスピーディーで低コストの送金を可能にして注目を集めています。
なお、リップルはリップル社が発行し管理を行っていてPoCではなくRPCA(Ripple Protocol Consensus Algorithm)が認証システムの公式名称です。

 

開発の歴史

 

リップルは2004年にカナダのウェブ開発者(Ryan Fugger)により開始されて、その後指揮権をRipple Inc.(旧OpenCoin Inc.)に譲渡されて現在のRPCAシステムに変更されました。

 

リップルの最もすぐれたブロックチェーン

 

リップル社はアメリカ・カリフォルニア州の金融機関を対象とする決済に特化したソフトウェアを開発を行っている企業です。
2013年12月22日に発行され、発行枚数は1000億リップルに制限されています。
発行後は法律、経済、アナリストなど多方面で実績のある専門家が開発に参加をしてシステムの精度を高めていきました。
2015年以降は続々と金融機関が送金システムにリップルを採用した実績を作っていき注目度を高めていきます。

 

上場当初の価格は2円弱の水準でしたが、その後は1円以下で推移する期間が多く、金融機関に採用される実績を作っても市場はビットコインが強く仮想通貨自体が普及しないという見方が一般的でした。
2017年2月までは0.4円から1円の間を行ったり来たりしていましたが、仮想通貨全体に注目度が集まり3月には2.4円、4月には6.5円を付けるなど一気に上昇トレンドに突入します。

 

5月以降は20円から50円の水準で安定するようになり、数多くの仮想通貨が最高値をつけた2017年12月には一時的に283円の高値をつけした。
2018年は50円前後に落ちていますが、他の仮想通貨に比べて高い水準で下げ止まりをしています。

 

仮想通貨の普及によってビットコインの処理速度と送金コストが問題になり、PoWシステムでは問題を解決するのが困難な状況になってきたため、送金に優れたリップルの注目度が高まっています。

 

 

リップルの問題点

 

リップルは認証システム的には優れていますが、リップル社という特定の管理者がいるため、万一リップル社が倒産したり大きな問題を抱えた時に機能しなくなるリスクを懸念されていました。
リップルは中央集権的なシステムの状況を解消するべく、大手にネットワークを管理するバリデータになってもらってリップルが管理しなくてもシステムを動かせるようにしています。
日本でも知名度の高い大手の一例を紹介するとマイクロソフト社があります。

 

最終的にはリップル社はバリデータを管理せずに切り離すことで分散化を進めるように動いています。
完全切り離しには時間もかかりますが、近い将来高い確率で実現するでしょう。
そうなればリップルの問題点は非常に少なく完成度の高い仮想通貨になります。

 

 

リップルを保有するメリット

 

リップルは仕組み的にマイニングの必要性がなく、低コスト化を進めているのでバリデータになったとしても必要な環境に対して大儲けできるものではありません。

 

RippleNetのご紹介

 

個人が送金用に使う以外には保有するメリットは少なく使い道や活用方法も限られています。
ポイントになるのは、儲けられる人がバリデーターに限られているため低コストでの運営とスピーディーな処理システムを可能にして価値が高まっていきます。

 

ビットコインの処理速度の問題が大きくなるほど、リップルに注目の集まる可能性が高く保有しておけば大きなキャピタルゲインを見込めるかもしれません。
すでに送金システムで採用されているものもありますが、保有者の多くは将来的な値上がりを期待して保有しています。